「こんなはずじゃなかったのに……!」結婚を後悔した理由とは?

「こんなはずじゃなかったのに……!」結婚を後悔した理由とは? | 披露宴・1.5次会・帰国後パーティーは会費制結婚式の【会費婚】

2016.9.18th.

家族や大勢の友人知人に祝福され、大好きな人と結ばれる……。結婚って、幸せを体現したようなイメージがありますよね。まさに未来はバラ色!

けれど、実際に結婚してみると「こんなはずじゃなかったのに」と後悔に襲われる方も多いようなのです。一体、どこに不満を感じてしまうのでしょうか?

既婚者が結婚を後悔した理由をまとめてみました。

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 1.パートナーとの関係性

結婚生活を送るうち、恋人時代は見えなかったものが、だんだん見えてくることってありますよね。「パートナーはこういう人」と理解していたつもりが、思わぬ側面を知って戸惑うパターンも。パートナーのどういう点が後悔する理由になるのでしょうか。

 1-1相手の性格が豹変

お付き合いをしている間は、誰しも自分を良く見せようとしがちです。

でも、優しくて思いやりにあふれていた恋人が、結婚した途端冷たくなったらショックですよね。態度が素っ気なくなった、怒りっぽくなった、記念日のプレゼントもなくなった……。正式に夫婦になったという安心感ゆえかもしれませんが、今までと比べてあまりに雑な扱いをされると「こんな人じゃなかったのに」と結婚を後悔する方が多いようです。

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1-2相手の容姿の劣化

人間ですから、老いていくのは仕方ありません。けれど、急激に太ったり、服装やメイクに手を抜いたり、清潔感がなくなったりすると、恋人時代の面影すら消えてしまいます。あまりの容姿の変化に、パートナーに「もう異性として見られない!」なんて思われたら最悪ですよね。

結婚したからといって、油断は禁物。いつまでもラブラブでいられるよう、最低限の体型維持やオシャレに気を遣うようにしましょう。

 1-3家事・育児に非協力的

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子供が産まれると、どうしても妻の負担が増えます。慣れない育児に手一杯で、家事を以前同様にこなすのも一苦労です。夫にはそこをフォローしてもらいたいのですが、家事や育児に関しては奥さん頼みという男性も多い様子。相手が非協力的だと、わざわざ「アレして」「コレして」とお願いするのも面倒になってきますよね……。

結果、疲れ果てた妻の不満は募っていきます。夫、そして父親としての信用を完全に失くしてしまう前に、「何かやれることない?」と積極的に家事や育児に関わっていただきたいものです。

1-4経済的不安

恋愛中は、周りが見えなくなることもしばしば。好きで好きで、一緒にいられればそれでいいと思ったりします。でも、結婚後もずっとその調子でいられるとは限りません。毎日の食材や日用品、家賃や年金税金と、現実的な支払はいやおうなく迫ってきます。

新婚当初は「愛があれば、お金なんか二の次!」と思っていても、日々の生活や将来の人生設計を考えていくうち不安が募っていく方が多いようです。

また、結婚後にパートナーが転職や失職によって経済的負担が大きくなった場合も、結婚を後悔するケースが多々あるようです。

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1-5価値観が合わない

一緒に暮らしてみないとわからないことってありますよね。

ざっくりした人生観は合っていても、夫婦として過ごすうち、些細な価値観の違いが、大きなすれちがいに発展することもありえます。

とはいえ、見たいテレビ番組や応援するスポーツチーム、衛生観念、宗教や政治思想など完全に一致するケースの方がめずらしいでしょう。

それぞれの価値観の違いを受け入れつつ、譲れるところは譲り合っていけば、結婚生活への不満はグッと少なくなるに違いありません。

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 1-6味覚の好みが合わない

味の好みも、生活する上での重要な価値観のひとつです。

恋人期間は外食が多くても、結婚後はパートナーの手作り料理を食べる機会が増えるのが当然。それがまったく自分の舌に合わないと、一生を共にするのが不安になってくる方は多いようです。

たしかに極端に薄味だったり、調理の基本そのものが出来ていないとガッカリしてしまいますよね。とはいえ、料理の腕は努力次第で必ず向上します。

お互いの意見を取り入れながら、協力して楽しい食卓を作り上げていきたいものですね。

 1-7愛情が冷めた

愛情って目に見えないし、自分自身ですらコントロール不可能な、とても不確定的なものですよね。新婚当初はアツアツでも、日々の生活での小さな不満の積み重ねによって、簡単に壊れてしまったりもします。特に、夫婦間では信頼関係が何より重要です!

嘘をつかれたり、いい加減な対応を繰り返されたり、ましてや暴力をふるわれたりすると、それまでの信頼関係は台無しになってしまいます。

いったんパートナーへの愛情が冷めると、もう結婚生活を続けていくのは無理だと感じる方が多いようです。

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 1-8義実家との付き合い

「夫(妻)は大好きだけれど、義理の家族がどうしても好きになれない……」

こういう声はめずらしくありません。結婚は当人同士だけでなく、両家を結びつけるものですから、まったく付き合いをしないというのは難しいでしょう。けれど、人間なのでやはり合う合わないはあって当然ですよね。

好きではない義実家と頻繁に交流を持たされると、それだけでパートナーのストレスは甚大なものになります。無理強いされると、配偶者そのものに対する愛情や信頼も消え失せかねません。義実家とはほどよい距離感で、お互いに居心地のいい関係を築いていきたいものですね。

 1-9セックスレス

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実は、離婚原因の上位に食い込むといわれる「性の不一致」。

男女間での大切なコミュニケーションのひとつですが、年齢層に問わずセックスレスに陥る夫婦は少なくないようです。

多忙による疲れや、個々人の性志向もありますので強制は出来ないのが難しいところですね。けれど、大好きなパートナーに異性として興味を持ってもらえないのはツライもの。特に、妊娠を望む女性の場合は大きなストレスの原因になります。

本格的に夫婦関係が壊れてしまう前に、よく話し合い、お互いが満足できる着地点を探していきましょう。

 2.自分自身の問題

パートナーには特に問題なく、愛情も信頼関係もある。が、自分自身の価値観や心の問題が原因で、結婚そのものに後悔を感じる方もいます。その原因をまとめました。

 2-1自由がない

若い時期に結婚した方の場合、特にそう感じることが多いようです。

周囲を見渡せば、独身の友達が深夜まで遊んだり、休みには旅行に出かけたりしている……。それに比べて自分には自由がない! と不満を感じると、結婚そのものが嫌になってしまいがち。

また、他人と比べるわけではなく自由がない場合は、もっと不満が募るようです。好きなものを好きなときに食べたい、時間を気にせずゲームがしたい、たまには遅くまで友達と遊びたい。どれもささやかな願いです。独身時代とまったく同じとはいかないまでも、パートナーのプライベートの時間を尊重してあげることが、夫婦円満の秘訣かもしれません。

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 2-2 共働きと育児の負担

結婚してパートナー、出産して子供と得るものが増えていくにつれ、背負う責任も倍加していきます。特に、子供については親として全責任を負わなければなりません。

「子供は可愛いけれど、フルタイムでの仕事と育児の両立が大変」との意見をよく聞きます。それぞれの家庭の経済事情がありますので、簡単にパートや専業主婦になるというわけにもいきません。

「選べる選択肢が、共働きと育児の並行しかない」というプレッシャーが、なにより精神的負担になっているようです。自分ひとりだけで抱え込みすぎないようにしましょう。

 2-3住む土地との相性

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結婚してパートナーの出身地に住むことになった場合、または転勤で縁もゆかりもない土地についていかざるをえない場合、その土地との相性が重要になってきます。

転勤なら数年我慢すればいいですが、パートナーの地元が肌に合わない場合は、離婚の二文字がちらつくほどの悩みに発展しかねません。気候や味覚の好み、習慣や人同士の付き合い方など、その土地ならではの違いがあります。一生を過ごす土地ですから、なるべくなら快適な場所であってほしいですよね。

とはいえ、「住めば都」という言葉もあります。最初は馴染めなくても、時間が経つにつれ、その土地での処世術が身についていくことでしょう。

 2-4隣の芝生が青い

結婚はそれだけでおめでたいものです。とはいえ、新婚当初は一生のパートナーを得たことで浮かれていても、落ち着いてきて結婚生活に慣れてくると、どうしても他人と比べてしまうものなのかもしれません。

「私より後に結婚したのに、友達の旦那さんの方が高収入」「兄貴の嫁のほうが、うちの嫁より若くて美人」「うちは育児を手伝ってくれないけど、後輩の旦那はイクメンでうらやましい」

数え上げればキリがないですが、羨望や妬みにつながる要素はたくさんありますよね。けれど、本当の家庭の実態は、当人たちにしかわからないもの。もしかしたら、貴方も思わぬところで羨ましがられたり妬まれたりしているのかもしれませんよ。

3.どうしたら結婚を後悔せずに済む?

「後悔したい」と思って結婚する人なんていません。誰しも、幸せになりたいと願って結婚に至るはずです。けれど、事前にここを気を付けていれば、後悔する可能性を減らせるのでは? というポイントはあります。

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 3-1結婚を焦らない

年齢を重ねるにつれ、結婚を焦ってしまいがちですよね。

友達や同僚、妹や後輩がつぎつぎ結婚していくと、どうしても「自分も早くした方がいいのでは!?」と考えます。そこで、婚活パーティーや合コンなどで出会いを求めていくのは建設的でいいことですよね。

しかし、結婚に限らず焦っているときは判断能力が落ちるものです。「ちょっといいかも」と思える人ができてハイ、すぐ結婚! といくのではなく、客観的に相手を見極めるのが重要です。結婚はゴールではなく、生活の延長線上なのだということを忘れないようにしましょう。

 3-2自分を飾りすぎない

恋人に好かれたい、いいところを見せたいと思うのは自然なことですよね。

実際、お付き合いの期間はいつも以上にはりきるものです。苦手なこともがんばるし、身だしなみには最大限気を遣い、相手に合わせようと努めます。

特に適齢期の男女の場合、このまま順調にゴールインしたいから……という考えの方が多いのでしょう。とはいえ、我慢のし過ぎは禁物です。

自分を殺し、上辺だけ飾り立てて結婚に至っても、そのうち地金が現われます。

結婚後に「こんな人だと思わなかった。詐欺だ!」なんて言われたらお互いに不幸せですよね。恋人同士の時期は、「この人と結婚するために頑張る」のではなく、「悪いところも受け入れてくれる人かどうか見極める」ための期間です。

そのままの自分を受け入れてくれる人、受け入れたいと思える人を探しましょう。

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 3-3妥協はほどほどに

イケメンで優しくて高収入で背が高くて……と、理想が高すぎると、なかなか結婚したいと思える人には出会えません。こちらだって完璧な人間ではないのです。絶対ゆずれない条件は別として、妥協するということも必要でしょう。

しかし、妥協し過ぎるのも問題です。絶対妥協してはいけない点は、相手をちゃんと好きかどうかということ。「別に好きじゃないけど、普通にいい人だから結婚しても上手くやっていけるだろう」という考え方はお勧めしません。生涯の伴侶ですから、「普通にいい人どまり」の人が相手では、いいときはともかく苦難に陥ったときに乗り越えられないでしょう。

容姿や経済的な条件だけでなく、「この人といられるなら、苦労だって乗り越えてみせる!」と思えるようなパートナーを選びたいものです。

 3-4授かり婚にも計画性を

結婚に至るきっかけにもなる妊娠。新しい生命の誕生はとても喜ばしいことです。授かり婚というネーミングも今はポピュラーなものとして定着してきました。

しかし、新しい家族を迎えるにはそれ相応の準備が必要です。妊娠が発覚してから、慌ただしく入籍して新居を構え、赤ちゃんの生活環境を整えるとなると時間的余裕はありません。金銭的にもイレギュラーな負担を感じやすいです。それが夫婦間の不和にもつながりかねません。

せっかくのお祝いごとですから、万全の準備を期せるよう、授かり婚にもなるべく計画性を持つようにしましょう。

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 3-5人と比べない

どんなに恵まれた人間でも、他人と比べればすぐに不幸になることができます。

ないものねだりは底なし沼も同然。すべてを過不足なく持っている人などいないのですから。人間は自己暗示の強い生き物なので、負の側面にばかり注目すると、勝手に「自分は不幸だ」と認識してしまいます。

他人の幸せをひがむのではなく、自分の得ている幸福に目を向けるようにしましょう。

 まとめ

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いかがでしたか?

せっかくご縁があっての結婚ですから、できるなら後悔はしたくないですよね。

けれど、日々の生活をともにしていれば、多少の不平不満はあって当然です。すぐに「ああ、この結婚は失敗だ!」と決めつけるのではなく、ご自身の家庭の良い面に目を向けてみてください。パートナーや身近な方々の言動を、なるべく楽観的にとらえるようにしてあげましょう。今より肩の力が抜けて、きっと貴方はもっと楽に生きられるはずです。

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