【結婚式・衣装】ドレス選びよりもストール選び!コーディネートのポイントとは

【結婚式・衣装】ドレス選びよりもストール選び!コーディネートのポイントとは | 披露宴・1.5次会・帰国後パーティーは会費制結婚式の【会費婚】

2016.10.15th.

結婚式では、ドレスにストールを合わせる女性も多いと思います。でも、いざ合わせるとなると、「難しい…」と感じている人も多いのではないでしょうか。ここでは、結婚式のストールの扱い方や選び方など、コーディーネートのヒントとなる情報についてご紹介します。色によっては与える印象も違いますので、結婚式の度に衣装に悩む女性は、こちらを参考にしてみてくださいね。

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結婚式ドレスのストール、選び方のポイントとは

結婚式ドレスに合わせるストールは、何を基準に選べばいいのか悩んでいる人も多いでしょう。基本的には、ストールは季節、色、素材などから選んでいきます。また、ストールによってはできる結び方・巻き方が違うため、自分が求めている形や大きさのものを選んでいくことになります。

季節については、やはり真夏に冬っぽい素材ではよくありません。身につける本人も不快ですし、見た目にもお洒落とはいえないでしょう。夏に買ったストールを冬に使うのも避けるべきポイントです。

色については、ドレスに合ったものを選ぶべきでしょう。同系色でもいいですし、まったく違う色でもいいですが、コーディネートに不和が生まれるようでは意味がありません。

素材は、季節感にも直結してきますが、夏なら涼やかな印象のオーガンジーなどの素材がおすすめです。冬であれば、ベロア素材など、少し厚手のものでもいいでしょう。ドレスの素材と似通っているとコーディネートがおかしく見えることもあるので、異素材を組み合わせることに注意するのもポイントです。

ストールの色の選び方とは?

まずは、コーディネートの印象を大きく変える、ストールの色の選び方から見ていきたいと思います。定番カラーはどんな色なのか、また、どんなふうにドレスに合わせていけばいいのかなど、ストールの色に関して深く知っていきましょう。

ストールの定番カラーとは?

ストールの定番カラーとして多いのが、ブラック、ゴールド、シルバーの3色です。それぞれ、どんな特徴やメリット、注意点があるのかを見ていきましょう。

ブラック

ブラックは無難な色なので、どんなカラーのドレスとでも相性がいいのがポイントです。合わせるだけでシャープな印象にもなりますし、落ち着いたムードも演出できます。

結婚式の衣装では黒はタブーとされていますが、小物に取り入れるのならOKです。パステル調などの淡い色のドレスに合わせて、品のある大人の女性をスタイルで参列してもいいですね。

ゴールド

金といえばゴージャスな色です。お祝いのめでたい席には、とても適した色と思っていいでしょう。ゴールドのストールを合わせるなら、バッグなども金で揃えると華やかな印象に。ただし、ドレスの色はどんな色にも合うわけではなく、暗めのトーンのドレスと相性がいいと言われます。

シルバー

クールなイメージを与えてくれるシルバーのストールは、大人っぽい落ち着いた印象を与えてくれます。シルバーは金のように色味がありませんので、いろんなドレスに合わせやすいのも利点です。濃い色のドレスなどとは相性がいいので、ぜひ、試してみてください。

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ゴールドやシルバーは、それだけでアクセサリーのように華やかさを演出してくれます。パーティーらしいムードも結婚式の衣装には必要ですので、その点で活用幅の広いストールの色ということができるでしょう。

ドレスとストールの合わせ方のポイント

ストールを色で選ぶなら、まずはドレスとは違う色のストールを選ぶようにしましょう。ストールを羽織ると、少しシルエットが大きく見えます。同じ色のドレスとストールにしてしまうと、膨張した感じに見えてしまい、シルエットが美しく見えません。

基本的には、ドレスとストールは別の色を選ぶのが正攻法です。

また、違う色を選ぶなら、明るい色なのか、暗い色なのかに注目するといいでしょう。

例えば、ドレスが明度の高い、白っぽい明るい色なら、ストールは明度の低い暗い色を選ぶのがおすすめです。逆に、ドレスが暗い色であれば、ストールは明るい色を選ぶと、バランスが取れてコーディネートがうまくいきます。

違う色でも、暗い色同士を重ねてしまうと、華やかさに欠けるコーディネートになる可能性があります。逆に、明るい色どうしを選べば、派手に見えたり、少しうるさい感じの印象になるかもしれません。

ストールの素材の選び方とは

まず、ストールにファーがあしらわれている物などがあれば、それは除外するようにしましょう。ファーは結婚式では動物殺傷のイメージを与えてしまうので、相応しい素材ではありません。

また、ファーなどの素材は食べ物に入ってしまったり、人の衣装に毛がつくなどの理由からも避けたほうがいいと言われています。「ちょっとだけならいいかな」とファー使いのあるものを選びたくなるかもしれませんが、結婚式はお洒落目的で行く場所ではありませんので、マナーを守って参列しましょう。

さて、次からは素材の選び方について、深く触れていきましょう。

ストールによく使われる素材

ストールによく使われている素材は、シルクやシフォン、オーガンジー、サテンなどが使われたものが定番です。他にも、レース使いのものや、ラメニットなどで編まれたものなどもあります。

シルクやサテンはツルツルとした光沢が特徴ですね。オーガンジーやシフォンは透けるような柔らかい素材が魅力です。レースも、編み方によっては透ける感じが涼しげにも見えますし、太い糸や厚手に編まれているものは、可愛らしい女性らしさをアピールできるでしょう。

一部にビジューやラインストーンがあしらわれていて、華やかに見えるものも多いです。ひらひらと波打つような加工が入っていたり、結びやすいようにサテンのリボンが装飾に使われているものなど、デザインによっては多くの素材を織り交ぜてつくられているものもあります。

季節に合わせて素材を選ぶ

素材を選ぶなら、まずは季節感を大切にして選ぶといいでしょう。厚手のものでは、夏には似合いませんし、真冬に透けるようなシフォンのストールでは、見た目に「寒くないのかな?」と思わせてしまう可能性もあります。

結婚式の衣装は季節感から外れてしまうとNGです。そのため、素材は季節を考えたものを組み合わせるといいでしょう。

最近では、冬向けのストールとして、ニットとシフォンなど、2つの素材を組み合わせてデザインされたストールなどもあります。すべてニット素材では重く、暑苦しい印象がありますが、少しだけなら印象も悪くありません。

ドレスの素材と別の素材を選ぶといい?

ストールの素材を選ぶ時には、ドレスの素材とは違うものを選ぶのがおすすめです。例えば、レースのドレスにレースのストールを合わせれば、レースの柄がうるさく感じられてしまいます。

シフォンのドレスにシフォンのストールを合わせる際も、やはりコーディネートとしては違和感を隠せません。薄くてフワッとした素材なだけに、ドレスもストールもフワッとしてしまうと、締りのない衣装になってしまうのです。

そのため、ドレスの素材とは別の素材を、ストールの素材には選ぶことが大切です。

ストールはシワになりにくいものを

特に冬の場合は、ストールは別で持っていくことが多いです。夏は衣装を着たまま移動することもできるかもしれませんが、冬はコートを着ますので、なかなかストールを身に着けたままとはいきません。

そこで注意したいのが、ストールのシワです。結婚式帰りなら問題ないかもしれませんが、結婚式へ行く途中でシワになっては、衣装がダメになるのと同じ…。持ち運び方も重要ですが、そもそもシワになりにくい素材を選んでいれば、衣装をダメにしてしまうこともりません。

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ストールを選ぶ時には、折りたたんで販売されていたり、ぶら下げられて売られていることが多いですね。その時、すでに折シワなどがあれば、そのストールは購入を控えたほうがいいでしょう。

ストールは巻き方・結び方で印象が変わる

ストールは巻き方や結び方によっても印象が変わってきます。大判のストールであれば、肩にかけてロングカーディガンのように着こなしてもいいですが、それだけではちょっとつまらないですよね。

ここではたくさんの着こなしを紹介しますので、ぜひ、結婚式に出席する前に色んな巻き方や結び方を試してみてください。

ボレロ風のストールの結び方

結婚式の衣装として人気のボレロですが、ストールでもボレロ風に仕立てることができます。

ボレロは、丈の短いジャケットのような形が特徴的です。

  1. まずは普通にストールを肩にかけ、左右に垂れるストールの長さが同じ長さになるように調整します。
  2. 次に、左右の両端を脇の下から背中側に回し、先端を結びましょう。もし、結ぶのが難しい場合は、ストールクリップなどを利用するととても楽に留めることができます。
  3. 結び終わったら完成です。

こうすると、ストールのフワフワした印象がスマートにカチッときまり、ボレロのようなスマートなラインができあがります。

ボレロを購入してもいいですが、その場合はボレロとしての着こなししかできません。ストールであれば、ボレロ風の着こなしも、通常のストールとして巻くこともできますので、1枚でいくつもの応用が効きますね。

定番のストールの巻き方

ストールの定番は、前で結ぶスタイルです。

  1. 短辺が半分になるように折り、肩にかけます。
  2. 胸の下あたりで”くるん”と交差させるだけで出来上がり。

どうですか?とっても簡単ですよね。

左右対称の長さで結ぶと、片方が短くなってしまい不格好になってしまうので、前に出す方を長く取っておくと、スマートに決まります。

薄手のストールであれば、ここで蝶結びをしたりしても可愛いです。

ストールクリップでワンランクアップな巻き方も

中には、ストールを結ぶのが苦手だったり、素材によってはうまくいかないこともあるでしょう。その際には、ストールクリップで簡単にお洒落に決めるのがおすすめです。

リボン型

見た目がリボンのようになる結び方です。

  1. 大判のストールを半分の幅にしたら、折目が上になるように肩に羽織ります。
  2. 中央でストールを重ねて、ストールクリップのリングを当てたら、10センチ程度、リボンの輪っかになる部分を引出しましょう。
  3. 最後に、リボンに見えるように形を整えたらできあがりです。

お花型

次はストールでワンポイントになる花を作る方法です。

  1. ストールを半分の幅に折ったら、折り目が下になるように肩に巻きます。
  2. この時、左右どちらでもいいですが、どちらかの肩にストールの中央がくるようにし、反対側の肩にストールの端がくるようにしましょう。(ここでは左肩に端がくるような設定にします)
  3. 左肩のストールの端を合わせます。半分に折ってあるので、4枚のストールが重なる感じになっているのを確認しましょう。
  4. 次に、その重なった部分を、ストールリングから10センチほど引き出すようにします。
  5. 飛び出たようになっている4枚重ねになったストールは、一枚ずつ花びらのように広げていきます。
  6. 花の形に整えたら、クリップでしっかりと留めて完成です。

ストールクリップは、簡単なだけでなく、コサージュのような飾りの役目も果たします。ただ結ぶだけよりも華やかな演出ができるので便利です。ぜひ、ストールの購入時にストールクリップも一緒に検討しましょう。

これだけは押さえておきたいストールのマナー

どんなにおしゃれをしても、結婚式ではマナー違反はご法度です。改めてストールのマナーも知っておきましょう。

白色、ファーなどはマナー違反

さて、前述の内容に「ファー素材を使ったストールはNG」とご紹介しましたね。加えて注意したいのが白色のストールです。

意外とやってしまいがちなのですが、花嫁を連想させる真っ白な色は避けたほうがいいでしょう。もし、白っぽい色を選びたいのであれば、クリーム色などの黄身がかったものを選び、真っ白な色は避けるようにしましょう。

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光るストールは撮影の妨げに

昼間の結婚式では、キラキラと光るストールは集合写真などの撮影のじゃまになります。ストロボが反射したり、太陽光が反射したりと、撮影がスムーズにいかなくなってしまうのです。

ラメなどで反射が控えめなものならいいですが、あまりにキラキラしたものは避けたほうがいいでしょう。

ただし、これは昼間の結婚式だけですので、夜の結婚式披露宴の場合は、多少キラキラとした素材や装飾がついているものでも問題ありません。

いかがでしたか?ストール一枚でもさまざまなコーディネートができそうですよね。ストールはドレスよりもリーズナブルなファッション小物ですが、巻き方や合わせ方一つで表情が変わります。同じドレスでも幾通りもの着こなしができますので、ストールコーディネートをマスターして、費用を抑えながらもお洒落に結婚式に出席してみてはいかがでしょうか。

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