会費婚の会費を払うのにご祝儀袋で渡すのはマナー違反!?会費制結婚式の常識

会費婚の会費を払うのにご祝儀袋で渡すのはマナー違反!?会費制結婚式の常識 | 披露宴・1.5次会・帰国後パーティーは会費制結婚式の【会費婚】

2020.7.29th.

最近増えてきている「会費制結婚式」では、ご祝儀ではなく一律に決まった会費をゲストに用意いただく新しい結婚式のスタイルです。
初めて会費制結婚式に呼ばれたゲストは「ご祝儀袋に会費を入れるの?」といった疑問や、親族や上司の方は「ご祝儀をどう渡せばいいの?」と戸惑うかもしれません。
この記事では会費制結婚式ならではの新しいマナーについてご紹介します。

会費制結婚式とは

最近人気があるウェディングスタイルが会費制結婚式です。
主催側のおふたりには収支があらかじめしっかり計算できるメリットがありますし、ゲストには金銭面の負担が軽く出席できるというメリットがあります。
つまり会費制にすることで、多くのゲストに参列してもらいやすくなります。
披露宴と二次会の中間のようなフォーマル過ぎないウェディングパーティーを1.5次会と呼び、会費制結婚式は「会費制1.5次会」という呼ばれ方もして、明確な区別はありません。

会費を支払うのに「ご祝儀袋」は不要

会費制結婚式の場合、「ご祝儀が不要」ということですから「ご祝儀袋」も不要です。
会費は受付で現金で直接支払うのが一般的です。
「ご祝儀袋を受付の方が開封する」ことがあっては受付の方のマナー違反になりますので、会費をご祝儀袋に入れるのはやめましょう。

会費制結婚式の会費相場

会費制結婚式の会費相場は約6割が1万円未満です。(※)
会費はお料理の内容に比例するとされ、1万円未満だとビュッフェスタイル、立食が多くなります。
次に多い会費が1万円から1万5千円です。
二次会よりも金額設定は高いですが、ご祝儀よりも負担が軽くなっています。
※みんなのウェディング調べ

会費制結婚式のおふたりにご祝儀を渡すには?

招待状に「ご祝儀辞退」とあるときは不要

お祝いの気持ちとしてご祝儀やお祝いの品を渡したいと思う場合もあるかと思いますが、お互いの負担を軽くしたいというおふたりの気持ちをくんで、必要かどうか考えましょう。
特に招待状のなかで「ご祝儀は辞退させていただく」旨の記載がある場合は注意しましょう。

「ご祝儀辞退」でなければ贈っても問題ない

会費制結婚式では、招待状にご祝儀辞退の記載がなくてもご祝儀を用意する必要はありません。
ただ会費制結婚式をするおふたりにご祝儀を渡してはいけない、ということではありませんので、ご祝儀を渡したりお祝いの品を「当日以外で」プレゼントすることは問題ありません。
ご親族や上司の方などは、お気持ちとしてお渡しすると喜ばれるかもしれません。
次にあげる注意点に気をつけて贈りましょう。

会費制結婚式のおふたりへのご祝儀マナー

先ほども書きましたが、会費制結婚式では当日に受付でご祝儀を渡さないようにします。
これはマナー違反とされます。
ご祝儀を渡すときは、事前か後日おふたりへお渡しするかお送りしましょう。
また同様に当日おふたりは荷物が多いので、お祝いの品も事前か後日に新居へ発送する方がスマートです。

会費制結婚式でやってはいけないこと

会費制結婚式の受付で扱うお金は会費だけ、と考えましょう。
くれぐれもご祝儀袋で「会費とご祝儀あわせて〇万円入ってます。」といって受付で渡すようなことはしてはいけません。

服装は会場とゲスト層で判断

会費制結婚式はレストラン、ゲストハウスで行われるのが人気ですが、ホテルでも行われることもあります。
会費が1万円未満でカジュアルなパーティーだとしても、お祝い事ですから基本はドレスアップです。
どこまでフォーマルにするかを会場や出席メンバー(友人だけなのか、親族や上司も一緒なのか)などから、判断するとよいでしょう。
ホテルで親族の方も一緒ならば、通常の披露宴のような服装を心がけ、友人だけで二次会の雰囲気に近いようなら、ややカジュアルダウンしたパーティースタイルでよいでしょう。

会費制結婚式は最近、全国的に人気になってきていますが、北海道や青森では昔から会費制の結婚式がスタンダードだったりします。
そうした地域でも会費制はご祝儀袋に入れずに、財布から現金を受付にお渡しするのが一般的だそうです。
これからますますお呼ばれする機会が増えそうな会費制結婚式での振る舞いのマナー、ぜひ覚えてくださいね♪

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