結婚披露宴のお料理相場っていくら?費用を節約するコツを紹介!

結婚披露宴のお料理相場っていくら?費用を節約するコツを紹介! | 披露宴・1.5次会・帰国後パーティーは会費制結婚式の【会費婚】

2020.8.3rd.

ゲストにとっての結婚式の目玉とも言えるお料理。
いったいどれくらいの相場なのか、あなたはご存知ですか? 実は、結婚式費用の多くを占めるのが、お料理やドリンクの費用です。「見積もりよりも高くなった」など、トラブルも多い結婚式のお料理。ここでは、結婚式費用の一般的な相場と、費用を抑えるためのちょっとしたコツをご紹介していきます。

ゲストのお料理、飲み物の相場はいくら?

まずは、一般的な結婚式の料理にかかる相場から知っていきましょう。

結婚式全体の料理にかかる平均総額

結婚式で振る舞う料理。その平均総額は「約124万円(※「ゼクシィ結婚トレンド調査2015 全国」調べより)」と言われています。一般的に、結婚式披露宴には300〜400万円が必要になるので、その3〜4割はお料理に費やされる計算です。人数分だけ増えていくお料理。たくさん招待したいカップルは、それだけお料理にかかる費用が増えていきます。

ゲスト一人あたりのお料理、飲み物代

さて、一般的な総額がわかったところで、次はゲスト一人あたりにどれくらいの費用がかかるのかを見ていきましょう。
ゲスト一人あたりのお料理、飲み物代は…

  • 料理:15,000円前後
  • 飲み物:5,000円前後

上記を合計すると、だいたい一人あたりにかかる相場は2万円前後ということができます。

正直高い…結婚式のお料理費用を抑える方法は?

友人として参列する結婚式では、ご祝儀に2〜3万円を収める人が大多数を占めます。しかしそのご祝儀のほとんどはお料理とドリンク代でほとんど消えてしまう計算です。

結婚式の料理やドリンクの費用は、総額を見ても、一人あたりの費用を見ても、「けっこう高いな…」というのが正直な感想ではないでしょうか。だからこそ、お料理やドリンクの費用を抑えられたら嬉しいですよね。ここからは、結婚式費用のお料理や、ドリンクの費用を抑えるコツについてご紹介します。

 コースの選び方が節約のカギ!

結婚式のお料理は、10,000円、15,000円、20,000円など、値段で選べるようにコース別になっています。節約したいと思えば、コースの中でも一番安いものを選べばいいのですが、それでは正直「さみしい…」内容であることが少なくありません。
お料理はゲストたちも楽しみにしているものの1つ。結婚式の重要なコンテンツです。値段だけでコースを選んでしまうと、後から「量が少なかった」「黒字にしたのかも?」など、ゲストたちからの不満につながります。
では、やっぱり節約は難しいのでしょうか…。そんな事はありません。

品数を減らせば自然と節約に…

ここで大事なのが、「コース内容をカスタマイズする」ということ。コースなので品数や内容は基本的に決まっているのですが、式場によっては融通をきかせ、カスタマイズすることができるのです。

基本的にはコースの品数は8〜9品程度です。多いと思えば、最低でも7品までなら、削ってもいいでしょう。こうすることで、コース料金は少し節約できます。
一般的には、フランス料理だと以下のようなラインナップで料理が出てきます。

  • ・前菜
  • ・スープ・パン
  • ・魚料理
  • ・グラニテ
  • ・肉料理
  • ・デザート
  • ・コーヒー

グラニテとはシャーベットのことです、箸休めのような存在で、魚料理と肉料理のメイン料理の間に出されます。グラニテが出るのはとてもお洒落ですが、必要がないと思えば取りやめるという選択もありでしょう。
日本料理のコースを選ぶ場合は、以下のような構成で用意されるのが一般的です。

  • ・先付
  • ・椀物
  • ・お造り
  • ・椀盛
  • ・揚物
  • ・蒸し物
  • ・酢の物
  • ・ご飯
  • ・お吸い物
  • ・水菓子等

品数は多いように思えるかもしれませんが、一つひとつのボリュームは少ないのが日本料理。品数だけで単純に削るのではなく、見た目のボリュームなども実際に試食しながら確かめるといいでしょう。
基本的には、ボリュームと存在感が少ないメニューから削るようにしましょう。お肉料理などのメインを削ることは、絶対にしないようにしてくださいね!

フリードリンクも、品数を見極めて

飲み放題にも、ドリンクのラインナップ数に応じたコースがあります。ドリンクのラインナップが少ないほうが安く、ラインナップが豊富なほうが高くなる仕組みです。節約するならラインナップの少ないコースを選ぶのが妥当ですが、ドリンクメニューが少ないと、ゲストたちが追加注文してしまう場合も…。

そうなると、追加注文分だけが増えてしまい、かえってドリンク代が高額になってしまう可能性があるのです。
また、追加料金がかかることをわかっているゲストたちは「追加料金がかかるから」と、遠慮するかもしれません。好きなドリンクが飲めないことほど、ストレスになることはありません。飲み放題コースを選ぶ際には、ゲストとのミスマッチがないように、きちんと考慮してから選びましょう。
アルコールは、ビール、ワイン、日本酒、焼酎、カクテルなどを揃えておけば、基本的にはOKです。カクテルは、お酒が苦手な女性などに喜ばれるので、なるべくラインナップしておくようにしてください。
また、アルコールのことばかり考えてしまうかもしれませんが、子供や飲酒できないゲストのためにソフトドリンクの種類も揃えておくことが大切です。ソフトドリンクもいくつか選べるように、5〜6種類は用意しておくようにしましょう。

見積書の取り方でミスマッチを減らして

見積書を依頼すると、最低限のコースでしか計算されていないことがあります。
しかし、料理のコースをワンランクアップさせて、ドリンクメニューには焼酎を追加して……と、あれこれカスタマイズすると、最初の見積もりから大幅に金額がアップしてしまうことがあるのです。
リアリティのある金額を見積もってもらわなければ、計画が狂ってきますよね。そのため、見積もりとる段階から、最低限のコースではなく、多くの新郎新婦が選択しているコースを選ぶようにしましょう。
また、料理とドリンクはどんな前提で見積もられているのかにも注意が必要です。「料理一式」となっていると、いったいどんなラインナップのコース料理で算出された数字なのかがわかりません。
最終的にはコースの内容で費用が変わってくるので、はじめからどんなラインナップにしたいのかの構想があるなら、見積もり段階で伝えておくようにしましょう。そうすることで、他の式場との比較検討もしやすくなります。

安易な品数の調整、ランクダウンにご注意を

コースの品数を減らす、コースのランクを下げるのは、とても効果的な節約方法です。しかし、結婚式にやってくるゲストの楽しみのほとんどは「料理」であることも忘れてはいけません。

結婚式に参列した際の不満で多いのは「料理が少ない」「飲み物が選べなかった」など、料理とドリンクに関するものばかり…。ゲストは花嫁の衣装にクレームがつくことはありませんが、料理やドリンクには文句を言われることが多いのです。
おもてなしの気持ちを一番表せる料理は、とにかく安易にランクダウンしたり、品数を減らしたりするのはやめましょう。

結婚式の料理、上手に節約するには?

さて、ここからはさらに、ポイントを抑えた節約法をご紹介していきます。

一部だけランクアップでゴージャスさを

お料理のコース全体をランクアップすると、一1人あたり5,000円などの大幅コストアップに繋がります。しかし、コースはそのままで、一部の料理だけをゴージャスにランクアップするだけなら、比較的費用が抑えられます。
ゲストにもよりますが、お酒を飲むのが好きなゲストが多いなら、デザートは力を入れなくてもいい可能性だってあるのです。逆に、スイーツ好きなゲストが多いなら、「豪華なスイーツビュッフェ」などを用意することで、ゲストたちを満足させられるはずです。
メインのお肉の質をちょっと上げるだけでも、会場のゲストは喜びます。普段は食べ慣れないフォアグラや、A5級ランクのお肉など、目を引くメイン料理を用意すると、ゲストたちの記憶にも残りやすくなります。また、お肉だけよりも魚料理もあったほうが、豪華さがあって華やかです。

特典を利用して料理の質をアップ

これから結婚式場を決めるなら、予約特典などを利用するのもおすすめです。
ブライダルフェアなどに足を運ぶと、予約特典などを用意している式場もたくさんあります。利用すれば、お料理を無料でランクアップすることが可能なケースもあるのです。
ゲストたちは、結婚式のお料理を楽しみにやってきます。そのため、式場選びをする段階から「お料理」に目星をつけて、ブライダルフェアをうまく利用してみてください。料理の質をお得にアップさせられる唯一の方法です。

飲み物は“持ち込み”を利用して節約を

飲み物の持ち込みができるなら、持ち込んで節約するという方法もあります。
例えば、ウイスキーをラインナップしたいためだけにランクアップし、一人あたり500円のコース料金がアップしたとしましょう。ゲストが60人の場合、ドリンク料金は60人×500円=3万円も高くなります。
もし、ウイスキーを飲むゲストが2〜3人しかいないなら、全体でランクアップをする必要はありませんよね。それなら、ウイスキーを数本持ち込んだほうがお得になります。

もちろん、持ち込み料がかかる場合もあるので注意が必要ですが、必ずラインナップしたいドリンクで、需要は少ないドリンクメニューがあるなら、その際は持ち込むという方法を利用するといいでしょう。

ウェルカムドリンクをソフトドリンクに

会場についてすぐに提供されるウェルカムドリンク。これももちろん、結婚式のドリンク料金に加算されます。
もし、節約するなら、ここでのアルコールをやめるというのもひとつの手。ウェルカムドリンクにアルコールがないからといって、ゲストが文句を言うことはほとんどないので、思い切って省いてしまっても大丈夫でしょう。

追加ドリンクの注文をOKに

フリードリンクのラインナップかしか注文できないと、ゲストの不満を煽る可能性があります。そのため、追加注文はOKにしておくことが大切です。
一番合理的な方法は、「最低限のフリードリンク+追加ドリンクOK」という組み合わせです。もちろん、追加ドリンクの注文数が増えるとそれはそれで費用がかさみますが、フリードリンクの枠でおさまるゲストが多いなら、追加ドリンクのオーダーはそう増えることはありません。大きな費用負担にはならないでしょう。

見積もりの段階でやっておきたいこと

ここからは、見積もりを取る前にやっておくべきことに触れておきます。

 ゲストの属性をしっかり把握して

ゲストの属性をしっかり把握しておけばムダな出費を抑えられます。お酒を飲む人が多い結婚式と、そうでない結婚式では、提供するものの内容や量が代わって当たり前…。当然費用に違いもでてきます。自分たちが招待使用しているゲストたちの傾向を、事前に把握しておくと、見積もり額によりリアリティが増すでしょう。

ゲストの変動による費用の変化にも注目を

招待ゲストが確定していないのなら、見積もりを見ながら、招待人数の変動による相場の変化もチェックしておきましょう。あまりにも予算を超えるのであれば、料理のランクやドリンクのコースではなく、招待人数から見直す必要も出てきます。ゲストの人数が10人増えたらどうなるのか等、シミュレーションしてみるのもおすすめです。

おもてなしの気持ちを忘れずに

料理やドリンクは基本的に節約がしにくいセクションです。それは、大幅な節約をしてしまうと、「ケチった」と思われる可能性があるから…。料理やドリンクの質をキープしたいなら、その他の部分で調整するしかないことも念頭に入れておきましょう。衣装や演出などにこだわりすぎ、最終的に料理で費用を調整する……ということだけは、絶対に避けるようにしてくださいね。

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