【基礎知識】結納の流れ、手順について。正式と略式で違う!結納の流れを徹底解説!

【基礎知識】結納の流れ、手順について。正式と略式で違う!結納の流れを徹底解説! | 披露宴・1.5次会・帰国後パーティーは会費制結婚式の【会費婚】

2017.6.2nd.

結婚式前に行う儀式である、結納。
この結納は元々「儀式」の一種なので、流れが大切になってくるケースが多くあります。
なかなか知る機会のない、そんな結納の流れをご紹介していきます!

結納の様々なスタイル

結納には、伝統的な「正式」スタイルの他に「略式」と呼ばれるスタイルがあります。
両家の意向によって、どんなスタイルの結納にするかはまちまちです。
そんな結納ですが、特に正式な結納の場合には「流れ」を知っておく事は非常に重要です。
結婚式でもそうですが、儀式の流れが分かっていないと上手く式が運ばないものですよね。

両家を結びつける大切な儀式である「結納」を成功させるためには、結納に参加する全員が流れを把握しておく必要があります。
ただし現代においては、儀式のスタイルに加えて内容も一つではありません。
正解があるものではありませんが、ここでは基本的な流れをご紹介していきます。
この基本の流れを踏まえて、両家に合った結納スタイルを作っていってくださいね!

正式結納の流れ

正式結納の場合、両家は顔を合わせません。
その間を取り持つのが、「仲人」です。

1.仲人が男性宅で、口上を述べて結納品を受け取る
2.仲人が女性宅で、口上を述べて結納品を渡す
3.女性からの受書と結納品を受け取る
4.仲人が男性宅へ戻り、口上を述べて受書と結納品を渡す
5.男性からの受書を受け取る
6.仲人が女性宅へ戻り、口上を述べて受書を渡す
7.女性宅で仲人を酒肴でもてなし、酒肴料(お礼金)を渡す

略式結納の流れ

略式結納の場合には、両家が一同に会して行います。
仲人を立てる場合もありますが、ここでは仲人を立てない一般的な流れをご紹介します。
この場合、進行は男性の父親が務めるケースが多くなっています。

1.結納品は床の間や台座に置く
2.男性は向かって右側、女性は向かって左側へ着席
3.男性の父親が始まりの挨拶
4.男性の母親が結納品を渡す
5.女性の母親が結納返しを渡す
6.婚約指輪を交換する
7.男性の父親が結びの挨拶

この流れの後、記念写真を撮るなどして会食をしていきます。
ちなみに関西式の場合には、女性からの結納返しはありません。
この様に地域によってもしきたりが違うので、一概に略式とは言っても正解はないのです。
服装も正式結納では女性は振袖などを着用しますが、略式ではワンピース着用で開催する事も珍しくありません。

両家に合った結納のスタイルを

結納には、元々伝統として受け継がれてきた正式なもの以外にも様々なスタイルがあります。
その中でも多く行われているのが、「略式結納」なんですよ。
結婚式を挙げないというカップルが増えている現代ですが、結納も含めてこうした儀式には様々な意味が込められています。

結婚式と違い両家が主役となる結納は、まさに結婚による結び付きを表すものでもあるんです。
だからこそ、どんな形であれ結納を行う事は両家にとってメリットが大きいとも言えるんですね。
地域や家庭によっての考え方や風習、そして状況は様々です。
それぞれの家庭に合った方法で、両家らしい結納を行っていけると良いですね!

そして結納を行う時には、是非両家が協力してより良いものを作っていける様にしましょう。
今後、長い付き合いとなる両家です。
また人生でたった一度きりとなる結納・結婚式ですから、両家にとって最高のものにしたいですよね。
そのためには、事前の準備や当日の段取りがとても大切となってきます。
まずは基本の結納の流れを把握し、それを基として内容を決めてみるのも良いでしょう。

正解はない結納ですが、人生の節目となる儀式である事は確かです。
是非、結婚式同様にしっかりと準備をして最高の日にしていってくださいね!

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