【結婚式お呼ばれ】男性の服装マナーをチェック!がんばりすぎないおしゃれ徹底研究!

【結婚式お呼ばれ】男性の服装マナーをチェック!がんばりすぎないおしゃれ徹底研究! | 披露宴・1.5次会・帰国後パーティーは会費制結婚式の【会費婚】

2016.10.2nd.

結婚式に出席する男性の服装といえば、よく耳にするのは礼服ですね。

では、礼服って何?スーツでいいの?

新郎もどんどんおしゃれになってきた最近の結婚式。

ゲストの男性もいつものビジネススーツではなく、おしゃれをして会場をより華やかなものにしたいですよね。

ファッションの細かいルールをマスターして、ワンランク上のおしゃれを目指しましょう!

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1.結婚式に列席する際のマナー

1)結婚式に列席する際のドレスコード

結婚式は何種類かに分類することができ、その会によってドレスコードが異なります。

《挙式・披露宴》

フォーマルな装いで列席する必要があります。

《1、5次会》

披露宴と二次会中間の会をこう呼びます。

海外ウェディングの後に、国内で行うパーティーなどが多いでしょう。

親族も参列するのか、友人だけなのか、メンバーによっても装いを調整する必要がありそうです。

親族も参加をするパーティーでしたら、あまりカジュアルにしない方が無難、友人だけなら二次会ほどカジュアルにしなければ問題ないでしょう。

濃い目のジャケパンに、ネクタイは着用していくことをお勧めします。

少しカジュアルさを出すのであればパンツの丈を少し短めにしたり、さりげないカジュアルがよいでしょう。

この1,5次会はパーティーの内容が多岐にわたるため、招待状にドレスコードを明記してあることも。

《二次会》

ジャケットと靴はマストですが、その他はカチカチに固める必要はありません。

カジュアルなスタイルでおしゃれを楽しめます。

ジャケットは白以外の明るめのもので、パンツは濃い目のジーンズなどでも素敵。

ジャケットにこだわってナポレオンジャケットなんかをチョイスすると、かなり友人と差をつけられそうですね。

2)フォーマルな装いとは?

たくさんの人が集まる公の場での決められた服装のことを指します。

フォーマルな装いにはが存在し、それをドレスコードと呼びます。

ドレスコードは3種類あります。

一番格が高いのが正礼装、次に準礼装略礼装という順番です。

しかも、それぞれ着用する時間ごとに服装が異なるところが、日本人を混乱させているポイントでしょう。

ではそれぞれ正式には何を着用するべきなのでしょうか?

 

3)男性のフォーマルルール

服装にはTPOが大切です。

TPOとは T・・・time(時間)P・・・place(場所)O・・・occasion(状況)のこと。

その中でも時間は大きなポイントとなります。

ここでは、着用すべき衣装と時間、どんな衣装なのか紹介しますね。

・昼の正礼装 モーニングコート

・夜の正礼装 テールコートorタキシード

・昼の準礼装 ディレクターズスーツorブラックスーツ

・夜の準礼装 ブラックスーツ

・昼の略礼装 ダークスーツ

・夜の略礼装 ダークスーツ

 

《モーニングコート》

その名の通り、午前中~着用できる衣装です。

日本では結婚式の父親や、組閣時に赤絨毯の階段で集合写真をとる大臣たちが着用しているのを見かけることができますね。

そもそも19世紀ごろイギリスでは、朝お宅にご挨拶に行く習慣があったそう。

当時の乗り物は車でも、バイクでもなく・・・そう!馬ですよね。

丈の長いジャケットは馬に乗るのにとても邪魔だったため、乗りやすくカットして今の前上がりのジャケットの形になったとか。

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《テールコート》

別名は燕尾服。裾が燕の尾のように長いのでそのように呼ばれています。

今、日本ではほとんど見ることはありません。

《タキシード》

黒のジャケットに黒のパンツ、蝶ネクタイのこのスタイルは見たことある方がほとんどだと思います。

決まりとしては襟と側章がシルクであるということです。

アカデミー賞の授賞式などで、有名俳優さん達が着用しているシーンを見たことありますよね?

※側章→パンツのサイドについているラインのこと。

《ディレクターズスーツ》

今の日本ではあまり見ることはありませんが、稀にホテルや結婚式場の支配人が着用している姿を目にすることがあります。

黒いジャケットに黒とグレーの縞のパンツのスタイルです。

《ブラックスーツ》

日本人もなじみ深い、黒の上下スーツのことです。

日本ではビジネスの場で黒のスーツを着ることも多いですが、欧米では黒は冠婚葬祭など正式な場に着用するものとされているのでフォーマルウェアとして名を連ているわけです。

《ダークスーツ》

紺やダークグレーのスーツのことです。

黒より紺やグレーの方が格が下とされていることがわかりますね。

 

《夜のウエアの大切なルール》

夜のスタイリングは”光らせること”が重要になります。

タキシードでは襟と側章がシルクとありましたが、それは光る素材だということです。

夜のパーティーはたくさんのスポットライトを浴びます。

それを美しくみせる素材を身に着けるということなのです。

例えばネクタイやポケットチーフもシルクに、靴はエナメルのものを着用します。

今は女性が履いていることの方が多い、オペラパンプスも、もともとはテールコートに合わせて履くフォーマルのグッズだったのも光るものを身に着けるというルールからです。

《昼のウエアの大切なルール》

逆に昼は”光らせないこと”が大切です。

チーフやネクタイは麻や棉などの素材を使ったものにして、靴はカーフシューズを着用します。

 

4)ゲストに相応しいドレスコードとは?

では、昼間の結婚式に呼ばれたからモーニングを新調して列席する?

そんなゲストあまり見かけないですよね。

しかし、欧米では友人などのゲストも昼間ならモーニングを着て列席するのが普通なんですよ。

イギリス皇室の結婚式などを見ると、ゲストも、新郎も、お父さんもみーんなモーニング!といった様子を見ることができます。

日本の結婚式でモーニングを父親が着ているのはホストとして、最上級のもてなしをしますという気持ちから。

では挙式・披露宴にゲストとしては何を着ていくのが、よいのか?

よほど主賓としての参列ではない限り、昼夜共にブラックスーツを選ぶことをオススメします。

こんなにルールでガチガチの中、ブラックスーツでおしゃれができるの・・・?

できます!

むしろシンプルなブラックスーツだからこそ、アレンジが自由にできるのが面白いところです。

 

2.こんなとき!どんな服装がふさわしい?

1)夏の結婚式

夏の快適スタイルは半そで半ズボン!

でも結婚式に列席するとなればそういうわけにはいきません。

クールビズのご時世とはいえ、限度がありますね。

挙式披露宴に列席する際は、ジャケットを着ないというのはルール違反です!

さらにシャツは半そでが涼しいし、ジャケットで見えないからいいか・・・これもNGです。

なぜかというと、シャツはジャケットの袖からのぞかせるという役割があるからなんです。

夏場のフォーマルはジャケットの生地を工夫して、カジュアルになりすぎないようにしましょう。

2)受付を担当することになった場合

受付は両家にとっての大切な顔となりますので、清潔感ときちんと感がでるように心がけます。

ヒゲやヘアスタイルは年配の方から見るとだらしなく映ることもありますので、極力短くしておくとよいでしょう。

服装としては流行りを前面に取り入れるより、スタンダードなスタイルを意識します。

・極端な細身パンツ

・極端に丈の短いジャケット

・くるぶしがみえそうなパンツ丈

このようなスタイルは避けるほうが無難でしょう。

3)余興を行う場合

余興の種類によって、服装を調整する必要があります。

《歌》 人前にでることを意識して、ネクタイを鮮やかな色を使ったり、華やかなスタイルがオススメ。

《ダンス》 基本は動きやすいスタイルがよいでしょう。ストレッチの入ったパンツやジャケットを脱いでも恥ずかしくないようにデザイン性の高いドレスシャツなどもオススメです。

余興で着替えが発生する場合は、ネクタイの結びなどは難しいものにせず、時間がかからないように配慮する必要があります。

3.フォーマルアイテムの流行と選び方

1)ジャケパン

一昔前のトレンディドラマなどを見ると、ぶかぶかで肩パッドがいかついダブルのジャケットを着ている男の人を見たことはないでしょうか?

実はジャケット流行によって、かなりのスタイルチェンジをしています。

今の流行はモード系で、ジャケットもパンツも細身が主流ですね。

男性も女性のように足を細くみせたいと思われる方も多いようで、ワンサイズ下を着ている方もよく見かけます。

するとどうでしょう。

座ると太ももがパツパツで、ジャケットのボタンを締めると引っ張り線が入ってしまいます。

流行のラインとはいえ、ジャケパンを選ぶ一番のポイントはサイズをきちんと合わせて選ぶことです。

これだけでさりげないおしゃれのスタイルは、出来上がったといっても過言ではないほどです。

流行でいうとジャケット丈、裾丈、パンツの裾丈も短めというのも今の流行です。

フォーマルでこの流行に沿った服を選ぶのはおすすめできません。

昔のジャケットがぶかぶかでかっこ悪く見えるように、流行はあくまで流行です。

手を横に広げた時に手首が丸見えではありませんか?

ジャケットをきているのにお尻が丸見えではありませんか?

チェックして選ぶようにしましょう。

細身の方なら今はダブルのジャケットもおすすめです。

昔とは違い、今のダブルはスタイルをとてもよく見せてくれ、きちんと感がとてもよくでます。

是非、ジャケットのボタンをすべて締めて着てみてください!

また最近はショールカラーのジャケットも優しい印象が出せておすすめです。

ショールカラーとはジャケットの襟がヘチマ型になっているもののこと。

襟の幅の細めが今っぽくみえますよ。

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2)シャツ

ここはいつもと違う雰囲気を出しやすいポイントです。

シャツについてはネックサイズさえ間違っていなければ、着こなしが崩れることはありませんので、”おしゃれ不細工”になりずらいアイテムの一つです。

ここでは結婚式におすすめできるシャツ紹介します。

・ウイングカラー

襟先が首から立ち上がっており、立ち襟とも呼ばれます。

フォーマルに一番相応しい襟、ということで結婚式にはぴったりです。

白だとかしこまりすぎるので、薄めの色物や少し光沢のある素材などを選んでも素敵

・ナローショートカラー

細みで(ナロー)短く(ショート)襟と襟の間が狭いもの。

シュッとした顔の小さい方によく似あう襟の形です。スタイリッシュに仕上がります。

・クレリックカラー

襟と袖は白色でそれ以外は色味が入ったシャツのこと。

もともと牧師が着ていたことが語源。

 

シャツは襟の形によって大きくイメージが変わることがわかりますね。

自分の顔や、体系に合わせて似合う襟を選んでください。

3)靴

いつも履いている革靴でも問題ないのですが、汚れがついていたり、靴の底がすり減っているものは避けましょう。

紐靴がフォーマルとされていますので、挙式・披露宴に参列の場合は紐靴を履いていきます。

スポッっと履けてしまう靴は基本カジュアルシューズになるので、ローファーもNGです。

こちらは先ほどご紹介した、ドレスコードを思い出してもらって、昼間の会ならカーフシューズ(革靴)を履いていくとよいでしょう。

4.男性フォーマルで差が出る小物遣い

ジャケットやパンツなどであまり気合を入れすぎると、新郎よりかっこよくなってしまう恐れがあります!

そこで上手く小物をつかえば、頑張りすぎ感を回避したおしゃれにする近道ができます。

1)ポケットチーフ

普段スーツでポケットチーフを使っている方はいらっしゃいますか?

日本ではまだまだ普及が遅れています。

ポケットチーフをさすだけで”できる感”は簡単にだせますので、抵抗のある方こそパーティーシーンから始められてみてはいかがでしょうか?

ここでは結婚式におすすめの折り方を紹介します。

・スリーピークス

折山が3つある、フォーマルに使いやすい折り方。

・パッフド

カッチリ折るのではなくふわっとさす上品な折り方。

・TVホールド

真四角に折りでちらりと見えるように挿します。スピーチなどがある際はおすすめ。

2)ベスト

実はベストはフォーマルスタイルにはマストアイテムなのです。

日本では下着の上にシャツを着てジャケット・・となりますが、本来はシャツの下に下着を着るものではなく、シャツが下着という考え方なのです。

ですからベストがないと下着の上にコートを着ているようなもので、絶対にジャケットを脱げない状況になるわけです。

しかし、ベストがあることによってコーディネートに幅をだすことができますね。

ベストを着慣れない方は、ジャケットの色と同系色で合わせるのがオススメです。

細かい幾何学模様や千鳥格子は主張も少なくとても合わせやすいです。

3)ネクタイ

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お仕事でネクタイをされるかた、結び方はいつも同じではないですか?

ネクタイにはたくさんの結び方がありますが、パーテイーでちょっとできる男を演出するのにおすすめなのは、『ディンプル』を作って結ぶという事です。

ディンプルとはネクタイの結び目の下にできる凹み(エクボ)のこと。

ディンプルができると嬉しくてつい”くっきり”と形を整えてしまいがちですが、ここは少し崩しておくのがさりげなくてとても格好良くみえます。

いつものネクタイだとパーティー気分が盛り上がらない方はぜひ、蝶ネクタイを試してください。

最初は抵抗のある方が多いですが、フォーマルにはぴったりなアイテムです。

4)カフス

カフスをつかったことはありますか?

きっと、必要性を感じたことはないと思います。

しかし、カフスこそさりげなくおしゃれをする重要なアイテムなのです。

袖口を折り返すダブルカフスが装いを華やかにしてくれるでしょう。

結婚式のカフスは正式には白蝶貝やパールですが、黒メインのものでなければ好みの石を選んでみてもいいですね。

ダブルカフスのシャツを使ってより、華やかな手元に!

5)靴下

今、ジャケットスタイルでも足首がでていたりするのを見ることに、あまり抵抗はありませんが、フォーマルの場ではNGです。

座ってすねが見えるのもNGです。

ですから、選ぶ靴下はひざ下の今の感覚では長めのものを選ぶようにします。

座ったときにさりげなく見えるので、シンプルで小技がきいたものを選びたいですね。

 

5.すぐ使える!結婚式スタイルを格上げするテクニック

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1)ビジネススーツを結婚式スタイルにコーディネート

ビジネススーツだと結婚式にでるのは失礼?

そんなことはありません。アレンジ次第でおしゃれにできます。

挙式・披露宴に参列なら濃い目の色を選びましょう。

男性フォーマルのおしゃれはジャケパンをおしゃれにするというより、小物で個性をだしておしゃれをすることが大切です。

いつものスーツですが、シャツとネクタイだけ新調してみましょう!

例えばシャツはウイングカラーシャツ、ネクタイは流行のナロータイにしてみてはいかがでしょうか。

仕上げにポケットチーフを挿すだけで、いつものスーツがお呼ばれモードに!

2)タイアクセサリー

ネクタイをドレスアップするためのアクセサリーのことです。

上半身にポイントをもってくると、スタイルがよく見える効果もあります。

・タイリング

ネクタイの結び目を華やかにする役割があります。

指輪のような形をしています。

・タイピン

重なるネクタイを留め、さりげなくポイントをつくってくれます。

・タイチェーン

ネクタイにネックレスをしたような飾りを施してくれます。

襟や胸ポケットと結ぶタイプのものも人気です。

3)チーフとネクタイの合わせ技

紳士服売り場に行くとネクタイとおそろいのチーフを見かけることがありますので、チーフ使いに慣れない方は同じ生地にしなくてはいけないもの、と思ってしまうかもしれません。

しかし、ネクタイとチーフは同じ生地ではなくてもよいのです。

結婚式で最もフォーマルとされているのは白のチーフです。

昼間なら光らない素材の綿、夜ならシルクを挿すのがフォーマルルールですが、主賓として参列するなどではなければ、チーフは少し遊べるとおしゃれ感がアップしますよ。

色は好きな色をグラデーションして使うと初心者でもコーディネートがしやすいです。

例えば

ジャケパン・・・黒

シャツ・・・・・・ペールピンク

タイ・・・・・・・・ピンク

チーフ・・・・・・赤みがかったピンク

このコーディネートはジャケパン以外の小物は、赤を基本としていますので、たくさん色を使っているようでも、統一感を持たすことができるコーディネートです。赤系以外でも応用して使えるコーディネートですよ。

ちなみに、ピンクという色は”女性的”という印象の色ですが、逆にピンクを堂々と使える男性は自信がないとできないコーディネートのため、カッコよく見えるというデータもあるんですよ。

6.まとめ

なかなかできないフォーマルのおしゃれができる結婚式。

結婚式を楽しむことの一環として、コーディネートを楽しんでできるとより思い出深いイベントにすることができそうですね。

デティールの凝ったコーディネートで自分らしさを表現してください!

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